「鯉」という魚の名前は、
体が肥えていること、
または味が肥えていることに由来するといいます。
縁起のいい魚と、
いわれるようになったのは、
中国の故事が関係します。
鯉が滝を登りきると、
龍になる登龍門という言い伝えがあり、
古来尊ばれ、
それは日本にも伝わりました。
江戸時代に武家では子弟の立身出世のため、
庭先で端午の節句(旧暦5月5日)に、
こいのぼりを飾っており、
やがてその風習は、
平民にも広がっていきました。
さらに、
鯉は昔から高価な魚で、
現在でも美しい模様の錦鯉は、
「生きた宝石」「泳ぐ芸術品」として、
高値で取引されています。
中国の人は、
よく鯉を食べます。
縁起に貪欲な中国人が、
好むということは、
そこになにか、
確かな力があるからなのかもしれないですね。
(今日の開運アクション)
近くに、
鯉が泳いでいる池はありませんか?
出世を願いながら眺めてみましょう。
(c)こよみすと
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