中国古来の思想に、
「陰陽五行」というものがあります。
「陰陽」は、
プラスとマイナスのバランス。
そして、
五行とは、
木・火・土・金・水
という5つのマテリアルで、
万物はこれられで出来ていて、
やはりバランスを取るとうまくいきます。
この陰陽五行思想に基づき、
目黒、目白、目赤、目青、目黄
と、
東京には「五色の不動尊」が設けられていますが、
今日はその中から目黒不動尊のご紹介です。
【目黒不動尊 瀧泉寺】
瀧泉寺(りゅうせんじ)は、
天台宗の寺院で山号は泰叡山(たいえいざん)。
不動明王像を本尊とすることから、
「目黒不動尊(めぐろ ふどうそん)」
「目黒不動」
「お不動さん」などと呼ばれています。
江戸三大不動の一つ。
江戸三十三箇所第33番札所。
関東三十六不動第18番。
境内の独鈷の滝(とっこのたき)を浴びると、
病気が治癒するとの信仰もあります。
「独鈷」は密教の道具で、
高僧がこれを地面に放つと、
突き刺さった地面から、
目に見えないエネルギーが噴出します。
ここには修行僧が集まり、
滝行を行った聖地です。
よくパワースポットは崖の近くにあるといいますが、
この近くには東京屈指の崖線もあります。
〒153-0064 東京都目黒区下目黒3丁目20−26
※ 実際の参観情報は公式窓口までお問合せください。
(今日の開運アクション)
落語の目黒のさんまの舞台はこの辺り。
(c)こよみすと
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